ハンカチ王子 斎藤佑樹選手 お疲れ様でした

著名人の命式

日本ハムの斎藤佑樹選手が引退されました。

高校野球時代にはハンカチ王子と呼ばれて大ブレイクした人気者でしたが、大学卒業してプロ球団入りしてから全く実績を残すことができませんでした。なぜなのでしょうか?

詳しい出生時刻は分からないのですが、おそらく大運の推移と過去の事象から考えて、この人は普通命式(内格)ではなく特殊命式(外格)だろうと思われます。

この命式は、丙午・丁未の時間帯に生まれていれば「従殺格」が成立する可能性が高いです。

以前に「格局論」の記事で少し触れましたが、このような1つの五行にだけ異常に偏った命式は「特殊な命式」として普通命式からは区別されます。(大きく分けて、日干が異常な身旺となる「強旺格」と日干が異常な身弱となる「従格グループ」に分類されます)

この命式は、火や土が最も旺じる午月に生まれ、天干に陽干の戊土が並び、地支すべてが土の五行(=官殺)で統一されます。そして、日干(壬水)を助ける星=金・水の五行が皆無です。

このようになると、命式の主催者であるはずの日干(壬水)は、日干の働きを失って、最も旺じている「土の官殺」の勢い(旺神)に従う形となります。最強の官殺に従うので「従殺格」と呼びます。

このような特殊格と普通命式では、良い五行(用神)、悪い五行(悪神)の定め方が180度正反対となります。普通命式であれば、身弱ですから金の印星や水の比劫が「扶抑用神」に当たりますが、

この命式では、旺神の土を強める火・土だけが良い五行で、それ以外の3つ(金・水・木)は悪神(破神)となります。

3つの破神のいずれかが後天運(大運)で巡ってくると、特殊格の成立条件が崩れてしまい=破格して、非常に悪い普通命式へと急激に逆転します。これが特殊格の怖いところです。特殊命式で一生良い運勢が続くことは無いと思ってよいのです。必ずどこかで破格します。

この命式は、20才3カ月までは大運「己未」でした。土の専旺干支ですから従殺格が成立していました。

高校野球時代にあれほど大ブレイクして一世風靡したのは「従殺格」であったからでしょう。

一般的に「官殺」が良く働いた場合は、立派な人と仰がれる、模範的人物として賞賛される誠実清潔感がある好印象をもたれる、組織内で栄達出世して高位に就くといった事象になります。官殺が「尊・貴」の名誉をもたらすのです。ゆえに、ハンカチ王子として好印象をもたれたのでしょう。

しかし、20才から大運が変わり「庚申」の金の印星が巡ってきます。

すると、従殺格が壊れて「非常に悪い普通命式」に戻ります。もともと日干が極弱ですから四面楚歌、困難続き、試練妨害多しと変わります。それまで味方だった官殺が最たる悪神として牙を剝いてくるのです。

日本ハム斎藤佑樹「苦しかったがよい経験」今季で引退【全文】 | NHKニュース
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ただし、巡ってきた大運が「庚申」だったのがまだ救いだったのではないかと思います。これが「甲寅」なんかだともっと大変だったでしょう。

この命式が、身弱の普通命式に戻ったならば、第一の用神は庚・申酉金となります。

それが専旺干支で巡ってきてくれたので、従殺格が破格したものの、大病や事故死に至らずに、10年以上もプロ野球選手として維持してこれたのではないかと推察します。

「従殺格」は破格した場合、病死や事故死のリスクが非常に高い格局です。もし大運が「甲寅」などで来ていたらならば、急病急死や事故や大怪我の可能性もあったと思います。

現在33才で、まだ「辛酉」の専旺干支にいますから、40才になるまではなんとか保護・援助がある運気です。話によると報道番組のスポーツ解説者にスカウトされているとかという噂も。残りの7年間で今後の人生の基盤をしっかり培ってほしいところです。

ちなみに、特殊格は大きく分けて「強旺格」「従児格」「従財格」「従殺格」の4つに代表されます。「化気格」は理論上の格局として除外します)

「従殺格」のように良い五行が2つしか取れない格もあれば、「従財格」のように良い五行が3つ取れる格もあり、大運で破格するまでの良い期間の長さが少し違ってきます。

ただし、いずれの格局においても50才を超えてまで良い運気が続くことは皆無です。遅くとも中年期にはたいてい破格します。

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