菅総理の命式を読む

著名人の命式

複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、徹底的に謎の究明にあたる「著名人の命式」を読んでみようのコーナーです。

冬の亥月に生まれ、子亥丑で完全な北方合をし、さらに月干に癸水の悪神が出ているという冬月生まれの悪い見本のような命式です。冬月(亥子丑月)生まれの甲乙木には、水の印星は最たる悪神となります。

このような命式は、ちまたの「当たらない四柱推命」では、印星は日干を生じる=「身旺の命式」だと誤解されやすいです。(実際にそのような誤占をしてしまう鑑定師が多いです)

しかし、冬月の水星(印星)は、我が身を生じるどころか、寒冷で委縮させ、洪水のように押し流し、根ごとひっこ抜いて激流に流されて流木にする憂いがあります。

水が旺じた時の恐ろしさは皆さん洪水や津波を見るとよくお分かりでしょう。木生水などと喜んでいられないのです。

この命式は、波間に漂う笹舟のような状態です。そして「身弱」と見ます。

命式の示す通り、この人自身に主導権や主体性はありません。周囲の有力者=二階幹事長の傀儡政権・操り人形であることは明らかです。あっちの顔を伺い、こっちの顔も伺いと右往左往して波間を揺れている間に、大波に飲まれてやがて消沈していくのが目に見えています。

おそらく大運の第3~4運あたりに丙寅~丁卯という木火の喜運を巡ったため、本来は全然運勢の宜しくない人だったけれども20年だけの絶好調ゾーンに突入したことで、政界や有力者とのツテができ今の地位に至っているのだろうと思われます。

ただし、良い運気はとうの昔に過ぎ去っていて、現在は「庚午の大運」です。

庚金は木を切り刻む天敵の星です。木っ端みじんの刻み葱さながらになる運気ですから、これは火中の栗を拾うような災難運を示します。総理に担ぎ上げられたことは、かえって菅さん本人にとっては過大なストレスと大きな災難につながっていくでしょう。

ちなみに、出生時が不明ですが、時刻の干支表から13通りの見通しが立てられます。この中で良いマシな時間帯と言えるのは、、己の時間帯ぐらいしかありません。その確率は2/13です。

もし、その時間帯に生まれ、地支に寅卯が取れたとしても、年月日の三柱の大勢(五行力量バランス)を「時柱」だけで覆すことはもはや不可能です。

(これほどに三柱の力量が偏った命式の場合、たとえ専旺干支の「甲寅」が時柱に来ても均衡にはなりえません。そして乙日の時柱には甲寅は絶対に入りません)

原命式で「月支を中心とした方合の団結」が強烈なのですから、たとえ後天運で偶然に卯・亥・未で木局の条件が揃ったとしても、その結合力はペラペラ級の弱さですぐ空中分解します。

このように、たとえ出生時刻が分からなくても、三柱でのバランスの偏りが著しい場合には、推定される時柱干支の組合せと照合しながら、十分に類推することができるのです。

出生時が不明でも、ある程度の鑑定精度の高さを保ったままで鑑定できる」という点は、西洋占星術や紫微斗数に比べて四柱推命の持つ大きなアドバンテージとなっています。

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