情愛の深さと「水の星」

その他

美人なのに男性縁が全く無い。美人なのに結婚生活が続かない。そんな方は皆さんの周りにおられるでしょうか?例えば・・このような↓↓命式の女性。

  庚 

巳 戌 午 申

この命式は、1点の水もなく「火炎土燥の典型」となります。

戊土は「活火山の火口」のような姿となります。火星が猛烈で炎熱が強すぎて水気が飛んでしまい、岩山は乾燥しきった禿山にしかならず、植物や生き物を育める環境ではありません。不毛の土地になってしまいます。

この命式のような「水星が枯れてしまっている命式」に、なかなか結婚がうまく行かなかったり、男性縁自体が皆無であったり、あるいは、男性とお付き合いしようとか、夫に尽くそうといった気持ち(情愛)が非常に乏しいケースが多々見られます。なぜでしょうか?

「水の星」は女性らしさを司る

それは「水の星」がある意味では「女性らしさ」を司る星だからです。情愛の深さ、しおらしさ、女性的な雰囲気、男性に尽くしたいと思う気持ちは「水の星」の有無・多寡で決まるのです。

五行の中で、土以外の4行を別名「四象」と言います。

陰陽が混然となった「太極」から、まず陰と陽が分かれ、それらが織り交ざって「少陽」「少陰」と「太陽」(老陽)「太陰」(老陰)が生じます。これが原初の「4つの気の状態」です。

「少陽」は、陽気が芽生え始めた段階・・・「春」(木星)を意味し

「太陽」(老陽)は、陽気が極まった状態・・・「夏」(火星)を意味し

「少陰」は、陰気が芽生え始めた段階・・・「秋」「金星」を意味し

「太陰」(老陰)は、陰気が極まった状態・・・「冬」(水星)を意味します。

ちなみに、月のことを「太陰」と言います。陽の極みの「太陽」の反対です。

男性は陽のもの、女性は陰のもの、とすれば、男性らしさを示すのは「火」であり、女性らしさを示すのが「水」となることが分かるでしょうか。

先ほどの命式のように、水星が枯れてしまう命式、水気が乏しい命式は、実はあまり女性的な性質ではありません。

火星が強ければ、むしろ男性的でサバサバしていて勝気でしょう。陽気が強すぎて、陰気に乏しいのです。水の星は「女性ホルモン」の働きを促す星でもあり、子宝の恵まれやすさ、出産のしやすさ等にも深く関係しています。

西洋占星術でも「水のエレメント」は「情愛」を示します。水の多い人はウエットで、物と物をくっ付ける粘着性を持っていますから、他人と交わりたい、くっ付きたいという気持ちが強まります。

それに対して、「火のエレメント」はドライ(乾燥)していますから、サバサバと物と物の繋がりを断ち切って分離していく方向に働きます。あまり人と一緒にいることを好みません。

このように「水星の乏しさ」が、女性の恋愛・結婚において思わぬマイナス面となることがあるのです。あまりにドライすぎたり、情愛の深さや女性的なしおらしさに欠けるため、男性が一緒にいても(どんなに美人であっても)癒されない=つまらなさを感じさせてしまうのでしょう。

「水」を補うために「演歌」を聴きなさい?!

では、そのような女性がなんとか「水星」や「女性らしさ」を補うためには何か方法があるのでしょうか?毎日お水を3リットル飲めばよいのでしょうか?毎日プールでぷかぷかすればよいのでしょうか?

残念ながら、いくら水を飲んでも、毎日水に触れても、本人の内面性(気質や性格や価値観)がそれで変わるかどうか?をよく考える必要があります。

大事なことは、本人が内面的に変化して、自分に欠けている内的要素(情愛の深さ、思いやり、しおらしさ)を取り入れる・補っていくということです。これが言うほどに簡単ではありません。なぜなら、人間は自分の生まれたままの偏った状態が「自然な姿」だと思って生きているからです。

自分の内側には存在していない要素を、他の人を参考にして取り入れていく心掛けが重要となります。例えば、水星の多い他の女性と多く交わって、その方から「女性らしい考え方・感じ方・所作」などを学ぶということも正攻法の1つです。

大昔は「花嫁修業」のよう機会もあったのでしょうが、今ではそういう習慣が全く無くなってしまいました。なので、女性らしい価値観や所作を学ぶ機会も以前に比べて乏しいのかもしれません。

津軽海峡冬景色

さて、ここから先は半分冗談ですが「演歌」をよく聴く=「演歌」の世界観や人物像に浸りきる、ということも意外と有効なのではないか?と私は最近思っています。(演歌以外にもいわゆる昭和歌謡には女性の情念の深さを歌った歌詞がとても多いです)

いろんな演歌を聴いてみて気が付くことは、雪国、北国、港町と漁師、別れの情念、女の未練心とせつなさ、そのようなテーマが「演歌の中心軸」となって歌詞の世界観が展開しています。

アンジェラ・アキ 『津軽海峡・冬景色』

水星たっぷり=情念たっぷりの世界であり、火炎土燥の女性の見ている世界線からは「最も縁遠い世界線」です。皆さんが思い浮かぶ代表的な演歌はどのような曲でしょうか?

・雨の慕情、舟唄/八代亜紀

・津軽海峡冬景色/坂本冬美 

・雪国/吉幾三 などなど たくさんありますよね。

雪國/丘みどり + 市川由紀乃(スライドショー)

昭和歌謡曲では、つぐない/テレサ・テン、悪女/中島みゆき、最愛/柏原芳恵 などが「女性的な情愛深さ」を描いている名曲でしょうか。

雨の慕情 八代亜紀

毎日様々な演歌(雪国や港町が舞台の曲)を繰り返し聴いて、その歌詞の世界観や女性の心情を理解する練習をすることで、ちっとは女性らしい情感が分かるようになるのでは?と期待するわけです。(ただし、冬生まれの方や、金水の星が多い命式の方には全く不要な作業です。かえって陰鬱っぽくなるので控えましょう)

最 愛 柏原芳恵

単に流して聴いているだけでは無意味でしょう。大地真央さんが言っているように「登場人物の心情に寄り添って」下さいね。できれば、演歌の歌詞を1つ1つ心を込めて「写経」してみましょう(笑)

心情に寄り添って!!ってゆうてるのに、あんた聞いてへんやろ

上野発の夜行列車 おりた時から
青森駅は 雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で
海鳴りだけを きいている


私もひとり 連絡船に乗り
こごえそうな鴎見つめ 泣いていました
ああ 津軽海峡冬景色

ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと
見知らぬ人が 指をさす
息でくもる窓のガラス ふいてみたけど
はるかにかすみ 見えるだけ

さよならあなた 私は帰ります
風の音が胸をゆする 泣けとばかりに
ああ 津軽海峡冬景色

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